インプラント治療は、患者様の症状や希望に合わせて行います。
その為、すべての患者様に同一の治療を適用できないため、患者様に合った
綿密な治療計画を立てさせて頂いております。
・処置が怖い
・不安で踏み切れない
等の気持ちを持たれる方は多いと思います。
その様な患者様には、【強調】「麻酔医による静脈内鎮静法」
をご提案させて頂いております。
麻酔医が点滴で薬を投与し不安や痛みを和らげる方法です。
処置による不安や痛みを取り除き、静脈から痛み止めや腫れ止めも処方でき、
処置を安全・スムーズに行なう事ができ、また処置後の腫れも少なくする事ができます。
処置中は、全身麻酔とは違い、意識はありますが半分眠ったような状態に
なりますので、緊張がほぐれて、安心して処置を受けていただけると思います。
当院で
処置を受けられた方から多くの喜びのメッセージをいただいております。
インプラント治療とは歯を失った顎骨(あごの骨)の中に人工の歯根を植え込み、
歯冠を取り付ける方法です。
まるで新しい歯が生えてきたかのようです。
自分の歯と同じようにかみ続けることができます。
当医院では、最先端の機器を用いて治療を行っていきます。
安心、安全に最小限の刺激で行うことを目指します。
インプラントの材料として、使われるチタンと骨がつくということを発見したのは、スウェーデンのブロネマルク先生です。
この先生はイエテボリ大学という、歯科医には歯周病の研究、さらに今ではなんといってもインプラントで有名な、
大学で解剖学を研究されていました。
最初は何の目的に応用できるか、さまざま考えられたそうですが、その一つが歯科領域だったわけです。
ブロネマルク先生が一番大切にした概念、それは安全性と信頼性でした。
先生はまず想定される実験を、10年以上の年月をかけて動物実験をしています。
現在では大学の倫理委員会に却下されてしまうだろうというような厳しい条件下での実験もしているようです。
そこまでして安全性と信頼性を担保してから、いよいよ人に使うようにしましたが最初の10年ほどは対象者を
大学関係者のみに限定していました。そこでさまざまなケースを治療し術式や、ノウハウを蓄積していきました。
うまくいく方法、うまくいかない条件、ほぼすべての情報をそこで得ることができたと、先生は述べておられます。
10年が経過して結果が報告されて、臨床応用の許可が出されました。そしていよいよ製品化されて、
我々一般開業医も使用できる時代になったわけです。
ちなみに大腿骨の骨折などで、人工関節を使うなどということを、お聞きになったことがあると思います。
そこにもチタンが使われることがあります。
またブロネマルク先生はブラジルで、らい病の方の治療でやはりチタンのインプラントで顔貌を回復するというボランティアも
されています。
ブロネマルク先生は、
と言っています。
私もその歴史やフィロソフィーを大切に臨床に当たっていきたいと考えています。
●インプラントを埋め込む顎の形や、かみ合わせを診査するため、お口の中の型を取ります。
●顎の骨の量や質を検査するためレントゲン撮影、およびCT撮影を行います。
麻酔をかけて行いますので痛みはありません。
骨を削りインプラントを埋め込み、蓋を取り付けて粘膜を閉じます。
骨の状態などによって、術式が異なります。
●1回法の場合
1回法の処置の場合は、大きめの蓋を取り付け、
お口の中にその蓋が見えるようにして処置を終了します。
●2回法の場合
2回法の処置の場合は、一度目の処置の治癒期間終了後、粘膜を開けて、
大きい蓋に取り替える二度目の処置を行います。
●治癒したところで、場合によっては仮歯を作り、実際に使用していただきながら
形態や装着感などを確認します。
●かみ合わせや強度に違和感があれようでしたら、相談をし、本歯の作成に向けて
データを集めっていきます。
●仮歯の装着で得た情報を基に歯並びや色チャックをして最終的な本歯を作製します。
●作製した本歯を装着し、治療が完了します。
●治療が終わった後も、定期検査をしながらきちんと管理をしていきましょう。
症状や治療の内容により負担費用は異なります。
インプラント治療には健康保険が適用されませんが、医療費控除の対象になる
場合もございます。
まずは、当医院にお気軽にご相談ください。